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山中廃徊記

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さて、向之倉から桃原への古道を探りましょう。
ここで、痛恨のミスに気が付きます。
じつは一週間ほど前にスマホを機種変したのですが、地図をDLしてなかったのです。
てことは、地図ロイドが使えない・・・と
ログは取っていますが、現在地を数字で示されてもねぇ
まあ紙の地図とコンパスはあるので、何とかなるだろうと思ってます、この時点では。

しかし、下の地図を見ていただければお分かりかもしれませんが、盛大な勘違いをやらかしてプチ遭難状態に陥るわけです。
イメージ 2
地図中、赤線がログを元にした実際に歩いた経路です。青線は点線の表示はあるものの全く痕跡のない道です。

まずはこちら
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このお地蔵さまのおられる場所、左側の石垣の途切れたあたりから、左へ登ってゆきます。
ほどなくT字路となるので右へ。3本ある道のうち真ん中の道を歩きます。
①の地点で、直接桃原へ通じる道に乗り移るため斜面を下ります。
すると、道形らしきものがあったので、これを南に辿ります。
帰宅後ログと照らし合わせると少しずれていましたが、これはログの誤差と考えてよいと思います。それほどしっかりした道形だったので。

しかしこの道もすぐに斜面に消えてしまいました。秋は藪も薄くて古道探索にはうってつけなのですが、斜面を埋め尽くす紅葉のじゅうたんによってあやふやの道が隠されてしまい、単なる赤い斜面にしか見えません。
谷底側に大きく外れて行ってしまいます。この谷を辿れば、古道に交差するはずなのでしばらくはこの谷底を辿ることにしました。

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右岸(左側)に道が付いてますが、山仕事の道でしょうか。あるいはこれが古道?
これも帰宅後ログと照らし合わせると、誤差の範囲内でこれが古道であったかもしれません。現地ではもう少し左上方にそれがあると考えていましたが。

ここで谷の向かい側に、人の手によると思われる謎の構造物を発見。
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この直方体で背もたれの付いた椅子のような岩、ひょっとして橋台ですか?なわけないか・・・

さて②の地点で、古道に復帰すべく斜面を直登することにしました。地図上ではすぐに古道と交差するはずですが
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あたり一面この状態で、どこが道やらさっぱりわかりません。
違う季節に来れば事情はまた違っていたかもしれませんが、今回この古道は無いと判断しました。
で、真ん中の道に復帰すべくさらに斜面を登ります。

ようやく尾根に上がってくる(③の地点)と
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素晴らしい!真っ赤なじゅうたんを敷き詰めた古道が残っていました。

紅や黄の木々がお日さまの光に耀いています。
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そしてこの先の古道はといえば・・・





どうですかこの美しい尾根道
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しばし、ふかふかの落ち葉に寝転がって休憩しましたよ。


地図上の点線路はこの先のピークをトラバースするようになってます。
嫌な予感がします。この時点で向之倉を発ってすでに1時間半、時刻は午後2時を回ってます。日没まではまだ2時間半ほどありますが・・・

そして、嫌な予感のする地点にやって来ました。予感的中!!それまでのすばらしい尾根道は④の地点で、ぷっつりと途絶えています。
わけのわからない斜面で暗くなったらシャレにならないので、ここは前回も歩いた尾根に逃げて、桃原道と向之倉道の合流点にあるビニールハウスを目指すことにしました。そこから先は暗くなってもなんとでもなりますので。

して赤い点線のように歩き始めた・・・つもりでしたが、実際は90°西にずれていたんですねえ。
実際にいた場所といると思っていた場所は直線で600mも離れてしまっていたのです。
ビニールハウス目指して谷に降り、下流を目指しますが当然見つかりません。
あるとすれば⑤のあたりのはずですがありません。谷底が薄暗くなってきて少々焦り気味です。
まあしかし焦っても仕方ないので一服しながら、地図を確認するとようやく乗る尾根を間違えたことに気づきました(遅っ)
もう少し下ることにして歩き始めると、20分ほどで右から左に流れる比較的大きな川に出ました。
この辺りで大きな川といえば…エチガ谷しかない、もしそうなら対岸の上部にアサハギ林道があるはず…下流(左)は河内方面だから上流は杉方面ということで右に向かいます。しかし河原から林道が見えない。しかし歩いていると河原の斜面に大量の大型ごみ等が散乱しています。それを見て、その上に林道があることを確信しました。
しばらく河原を歩いていると、左手上部に橋が見えました。10mほど上に林道があるようです。⑥の辺りで結構な急斜面を這いあがって道に出ました。
以前の写真ですが
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杉から保月に向かってアサハギ林道が左にカーブし、右に高室林道が分岐する地点から保月寄り約200mの地点でした。いわゆる「三合水」という場所の近くです。
振り返ればこんな感じ
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というわけで、今回はプチ遭難騒ぎを起こしつつも無事帰還できました。
まあここから、杉を経て来栖まで林道を下りさらに向之倉橋まで、バイクを回収するため延々7kmほど歩く羽目になるわけですがね。来栖に着いた頃にはあたりは真っ暗でした。

今回も歩けなかった道が残りました。また春にでも向之倉古道完全制覇に挑戦しなければ…と思う今日この頃であります。


おしまい
追記:本文中「アサハギ林道」と表記していますが、これはもちろん通称であり正式には「滋賀県・岐阜県道139号 上石津多賀線」というれっきとした県道です。
しかし規格的には「アサハギ林道」の方が相応しい名前だと思います。じっさい落岩橋から保月までは元々アサハギ林道だったわけですし…という、どうでも良い追記でした。

今度こそ本当に、おしまい

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ずいぶんとサボっておりました<(_ _)>
今回は、向之倉への古道を歩いてみたいと思います。
そして前回、桃原から向之倉への古道は時間的な制約により、途中までしか歩いていないので残りの部分を向之倉から探索して、繋げておきたいと思います。
地図の緑線は桃原古道探索の際に歩いたところなので、今回は赤線のように歩いてみたいと思って出発したわけですが・・・
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さて、まずは向之倉への古道を歩きます。
桃原古道の橋から河内方面へ約800mのところに向之倉への林道に入る橋が架かっています。
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車は橋を渡って右へ登って行きますが、古道は左へ、しばらくは芹川に沿って行きます。
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左を見るとこんな感じ。しっかりした道が残っていそうですね。
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振り返って車道を見ています
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比較的良い状態で道が残っています。
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あるいはこんな具合に・・・

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途中で林道に吸収されるもののしっかりとした道が残っています。桃原や屏風の古道と違い、崩落の跡などは全くありません。
これは今日は楽させてもらえるね〜と思っているわけですが、このあとやっぱりえらい目にあいます。が、それはまだ知る由も有りません。

この道、幅が2〜3mあります。人以外にも乗り物が走っていたのでしょうか。
現在の車道は廃村後に出来たものらしいので、向之倉の住民は須らくこの道を利用していたのです。

と、考えながら歩いていたら・・・草ヒロ発見(てスクーターですが)
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この道を走っていたのでしょうか???

晩秋ということもあり、紅葉がすばらしいですね。天気もまあまあだし。
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こちらは向かい側の甲頭倉方面の紅葉。
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今日は楽な旅なので、余裕ぶっこいて写真を撮ったり、休憩したりしてますが、それでも20分ほどで向之倉に到着しました。

ここでも、しばし見学と昼食のため大休止です。
こちらは元は立派な建物であったろうことを彷彿させます。
もう数年内には見られなくなるでしょうが・・・
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横にある便所。無断でお借りしました。
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そして、このお宅の表門。今年の雪に耐えられるのでしょうか。
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こちらは、「おくどさん」だけがかろうじて残っています。16年前に撮影された写真ではまだこのお宅も健在だったようです。
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さて村はずれの峠状の場所にやってきました。お地蔵さまがおられます。
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反対側から村の方を見ています。
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ここで、早めの昼食にしましょう。そのあとは後半戦、桃原方面の連絡道を探しにゆきます。

後編に続く

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